鋸の目立て支援を新たな手段で
進める事にしました。
ブログ活用です。
https://blog.goo.ne.jp/nakaya04o
コメント書き込みに応える事で
役立てられれば!との思いです。
「会津の手語り」<鍛冶屋編>
(職人に語られし幻の鍛冶)
「写真集」と簡潔な文言にしたが、
「鍛冶史写真集」とでも、
表示すべき内容です。
郡山の写真家-赤沼博志氏著書、若松市の 歴史春秋社から発刊された。
取材を受け始めて2年になっていた。
当然ながら、強い興味を持つ私には一頁どころか、一枚一枚の写真に 氏の情熱と努力が感じられる。
どれ程の人の眼に触れるか?
関心、興味を抱く方々の目に触れる機会が、
少しでも多くなる事を願わざるを得ない。
近所のスーパーの書籍棚に置かれていた
1冊が、翌日には無くなっていた。
我が工場に、幾度も来宅し、目立てを
勉強していた京都の若者から、LINEが届いた。
「写真集を買いました。」
「配達されました。」
「選択は、当たりでした!」、、、と。
こちらから報せた訳では無い。
ネットに文字通り「網を張って」情報収集を
重ねて来た結果でしょう。
凄い世の中になったもんですねぇ。
「感謝」以外無し! です。
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多くの人の眼につく事を期待して、
Youtubeに動画をアップしました。
https://youtu.be/XNGfX8gQvtk
目立てとは、無関係ですが
お目通し戴ければ幸いです。
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後日、追加書き込み(1)。
伝左衛門鋸を以前から活用して、目立て、狂い取り等を習得すぺく、青森県から新幹線にて来宅し、1泊2日の時間を共有した方からショートメールがあった。
上記の鍛冶史写真集を「手に入れて、読みました!」と。
購入依頼は勿論、通知もしなかっただけに、
驚きと感謝の気持ちいっぱいです。
75歳の誕生日を迎えた私は、
「凄い世の中になったもんですねぇ」
更に後日、朗報飛び込み!
元年 7月23日
「会津手語り」が、第42回民報出版文化賞の奨励賞を受賞された。
赤沼博志氏の努力が実ったと、言えますね。
大鋸-オガ-(前挽き鋸)
8枚の目立て依頼を受けました。
縦挽き鋸 5枚、横挽き鋸3枚。
某、芸術大学からの依頼。
「目立て屋が居なくなったので、
自分達がヤスリを使ったが具合いが
悪い」届いた鋸は、酷い状態でした!
役立つ事が嬉しい職人は、喜んで
我が身体を虐めました。
疲れは、取れますから。
それらの鋸の中に、会津鍛冶銘を見つけた事は
大きな悦びでした。
同じ町内の、ご近所にいらっしゃった
鍛冶屋さんでしたから。
動画編集たYoutubeにアップあり。
宜しければ、ご覧下さい。
「大鋸目立て」検索でヒットします。
後日談。
貴重な前挽き鋸、大鋸を保存目的で収集している方と長電話。その中で「これ迄の最高品」と上記の 鋸を《国立大学所有》と紹介したところ、「取材はむり、諦める」と。
博物館など公立の保管品になってしまうと、融通が効かなくなる! とは、別の人も口にした。
ある人は、民間の資料館を作りたいが、、 。
…~…~……~……~…~~~………~~
市民を対象にした自然緑化に関わる
学習目的のグリーンスクール参加の
20名程の来宅があった。
狭く、足場も悪い中に人様を
招いて良いものか?
市の職員氏の説得に負けて、
恥を忍んでお出で頂いた。
「会津に鋸鍛冶屋が多く存在した」
と認識頂けた。
…~…~……~……~…~~~………~~
多種職人取材から本を出版すべく活動している
写真家氏が久しぶりに来宅。
裏磐梯の長峰地区で木地師が使用していた
鋸の中から、
中屋伝左衛門銘の刃渡り1尺8寸、
幅が広い江戸刃鋸を見つけ、
私に見せたい! と借りて来て下さったもの。
作銘を見ると懐かしい花押と共に、紛れも無く父親の
特徴を見い出す事が出来た。
保管環境が悪かった為に赤錆が出ているが、
幸いに最もサビ具合が少なかったとの事。
鋸の上から圧迫が有ったようで、曲がりが出ていたので
仕事場に入り、金床前に座した。
鋸を手にし、槌を持つと、大勢の職人さんが
与えられた工程作業に精を出している光景が
思い浮かんで感無量になった。
この鋸は何年ぶりに此処に来たかなぁ!
狂いを修正させて貰い、お返しした。
地区の生活文化を維持する資料になります。
父親が喜んでいるでしょう。
初老の御夫婦で、初の会津入り。
カーナビ利用でいらっしゃったが街中は複雑で
「今、何処か分からない」と電話が。
話し内容から、見当をつけて自転車で探し当てた。
車窓からの笑顔が初対面感覚を消した。
2年前の授賞記事を保管しておられたとの事。
愛用の枝切り鋸の目立て依頼。
お預かりして、後日発送。
お役立てて良かったなぁ。お元気で!
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その数日後、別な御夫婦が来宅。
前夜の電話では横挽き鋸が目的だったが、仕事場に入るや、奥様が「縦挽き鋸は有るか?」と 。
用途を尋ねると「板を作る為」。
驚きました! 何故なら、
つい先日にオークション出品の撞木柄ガガリ鋸を高知県の女性に納品したばかりだから。
女性が木工を楽しむ時代なんですねぇ。
さて、奥様に尺4寸のガガリ鋸を試し切りして貰うと、気持ち良く木屑が履き出され、満足感いっぱいでの買い物をして頂けました。
良かったなぁ!
画像の数が少なく限られていますので、
此処では少しだけ触れます。
詳しくは、 PC向けのサイトにジャンプ願います。
PC向け http://nakaden.web.fc2.com/nakaya.htm
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現在公開中のホームページが、機能できなくなった時の為に、 下記のURLを記載して置きます。
http://www43.tok2.com/home/metateya/nnakaya.htm
古い情報ですが、「のこぎり」を、ネット上に残す目的です。
PC、端末の「戻る」を使って「メニューページ」を活用願います。